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AWS資格は独学で取れるか|教材にお金をかける分かれ目
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結論から言うと
私はSAAもSAPも独学で取りました。教材費は2つ合わせて1万円台です。ただしこれは「オンプレの運用経験があり、業務でAWSを触れる」という前提があってのことで、前提が違えば独学の難易度は変わります。独学で詰まるかどうかは、頭の良し悪しではなく「質問できる相手がいるか」「手を動かせる環境があるか」で決まる、というのが私の見立てです。
この記事でわかること
- 独学の費用は参考書+問題演習で1万円前後に収まること
- 独学が回りやすい条件と、詰まりやすい条件の違い
- お金をかけるとしたら、どの順番でかけるのが無駄がないか
- スクールを検討するとしたら、何を確認すべきか
「AWS資格は独学で取れますか」という問いに、私の答えは「取れた。ただし条件付きで」です。
私はSAAを2022年、SAPを2024年に取りました。どちらも独学で、教材費は2つ合わせて1万円台です。スクールには通っていません。
ただ、これを「だから誰でも独学でいける」と一般化するのは違うと思っています。私にはオンプレのインフラを5年運用した経験があり、業務でAWSを触れる環境がありました。この前提を外すと、同じやり方が同じように回るとは限りません。
この記事では、私が実際にかけた費用と時間、独学が回りやすい条件と詰まりやすい条件、そして「お金をかけるとしたらどこからか」を順番に書きます。
私が独学にかけた費用と時間
まず自分の実数から書きます。
SAAのとき(2022年)
- 参考書:1冊 約3,000円
- オンラインの問題演習:約2,500円(セール時に購入)
- AWSアカウントの利用料:約1,500円(ハンズオンで作ったリソースの課金)
- 受験料:150 USD
教材にかけたのは7,000円ほどです。勉強時間はおよそ120時間、期間は約3か月でした。内訳はSAAの難易度と勉強時間に細かく書いています。
SAPのとき(2024年)
- 参考書:1冊 約4,000円
- 問題演習:約3,000円
- 受験料:300 USD
こちらも教材費は7,000円ほど。勉強時間は約200時間、期間は5か月でした。
合計するとどうなるか
2つ合わせて教材費は1万4,000円前後。受験料を含めても、2026年8月1日時点のレートで見れば10万円には届きません。
✅ 数字の前提
上記は私が実際に支払った金額です。教材の価格はセールや改訂で変動します。受験料はAWS公式サイトの2026年8月1日時点の公表値(Foundational 100 USD / Associate 150 USD / Professional・Specialty 300 USD)を参照しています。最新の金額は必ず公式で確認してください。
独学が回りやすい条件
ここからが本題です。同じ独学でも、条件によって難易度がかなり変わります。私が「これがあると独学は回る」と感じた条件を4つ挙げます。
条件1:業務でAWSを触れる
いちばん大きいのはこれだと思っています。
参考書で「このサービスはこういう用途に使う」と読んでも、実際に業務で使われているのを見るのとでは定着がまったく違います。私の場合、勉強していた内容が翌週の設計会議でそのまま出てくる、ということが何度もありました。逆に業務でまったく触れない分野は、最後まで手応えが薄いままでした。
業務で触れない場合でも、自分のアカウントで作って壊すことである程度は代替できます。ただし課金には注意が必要で、私も一度、消し忘れたリソースで想定外の金額が乗ったことがあります。
条件2:オンプレでもインフラの運用経験がある
AWSの試験は、クラウド固有の知識と、インフラ全般の考え方の両方を問います。後者の部分——ネットワークの分割、冗長化、バックアップと復旧、権限の分離——は、オンプレで運用していれば考え方自体は持っています。
私はここで相当助かりました。「サブネットを分ける理由」を一から説明されなくても済んだ分、AWS固有の部分に時間を割けたからです。
条件3:詰まったときに聞ける相手がいる
独学の最大の弱点は、分からないところで止まることです。
私の場合、社内にAWSを長く触っている同僚がいたので、10分考えて分からないことは聞いていました。この「10分で聞ける」があるかないかで、進み方はかなり変わったと思います。
聞ける相手が社内にいない場合、公式ドキュメントとコミュニティが代わりになります。ただし自分で調べる時間は確実に増えます。
条件4:まとまった時間を確保できる
私は平日1時間、土日3時間ずつという配分でやっていました。週11時間ほどです。
これが週3時間しか取れないとなると、120時間に到達するまでに10か月かかります。その間にモチベーションを保つのは、私には難しかったと思います。時間が取れないこと自体が独学の障害になる、というのは正直に書いておきたいところです。続かない問題については勉強が続かないときの立て直し方にまとめています。
独学で詰まりやすい条件
逆に、独学が苦しくなりやすい条件も書きます。
IT実務がまったくない状態から始める
参考書はある程度のIT前提知識を持っている読者を想定して書かれています。「DNS」「ロードバランサ」「ファイアウォール」といった言葉に説明が付かないまま出てくることも多いです。
ここでいちいち調べていると、進む速度がかなり落ちます。私が未経験の方に接した限りでは、ここで止まってしまうケースが多いように見えました。
手を動かす環境がない
読むだけで覚えられる人もいると思いますが、私はそうではありませんでした。実際にリソースを作って、意図した通りに動かないところで初めて理解が入る、という感覚です。
会社のポリシーで個人アカウントが作れない、家のPCが古くて作業しづらい、といった環境要因は、思っているより効いてきます。
学習の優先順位を自分で決められない
独学は、何をどの順番でやるかを自分で決める必要があります。範囲が広いAWSでは、この設計を間違えると時間がいくらあっても足りません。
私は公式試験ガイドの出題比率をそのまま時間配分に使いましたが、この「軸を決める」ところで迷う方は多いと思います。
⚠️ 注意点
上に書いた「詰まりやすい条件」は、独学が不可能という意味ではありません。私自身、条件2と条件3に助けられた自覚があるだけで、これらがなくても独学で取っている方はいます。合否には個人差があり、条件を満たしていれば受かる・満たしていなければ受からない、という話ではありません。
お金をかけるとしたら、どこからか
「独学でいくか、お金をかけるか」は二択ではなく、どこにいくらかけるかのグラデーションだと思っています。私が考える優先順位を書きます。
第1優先:問題演習
私が「これは払ってよかった」と最も強く感じたのは、問題演習でした。
理由は単純で、自分がどこを分かっていないかは、問題を解かないと分からないからです。参考書を読んでいるときは分かった気になりますが、問題を解くと「選べない」ことに気づきます。このギャップを埋める道具として、有料の問題集は費用対効果が高いと感じました。
金額としても数千円で済みます。教材の選び方はAWS資格の教材比較にまとめました。
第2優先:参考書
日本語でまとまった参考書は、範囲の全体像をつかむのに向いています。ただし改訂が入るサービスも多いので、発行年は確認したほうがいいです。
第3優先:ハンズオン環境の費用
自分のアカウントで練習する費用です。無料枠の範囲でやれることも多いですが、意図せず課金が乗ることもあるので、予算は月1,000〜2,000円程度を見ておくと安心だと思います。
このハンズオン費用のなかで、私が「取っておいてよかった」と思ったのが独自ドメインです。Route 53 のホストゾーン作成、ACM での証明書発行、CloudFront や ALB への割り当て、Aレコード・CNAME・エイリアスレコードの違いといった出題範囲は、ドメインが1つ手元にあるだけで実際に手を動かして確認できます。試験問題では DNS 周りの選択肢の切り分けを問われることがあり、画面を触った記憶があると迷いにくくなりました。
ドメイン自体は年間で数百円〜数千円程度の登録料です(料金は TLD と時期で変わるため、必ず取得時に公式の表示をご確認ください)。私はお名前.comで取得したものを検証用に使っています。試験のためだけに必須の出費ではありませんが、ポートフォリオや検証環境をそのまま流用できるので、AWS の学習を続ける前提なら回収しやすい部類だと感じています。
第4優先:講座・スクール
ここまでやってなお進まない場合に、初めて検討する対象だと考えています。
| サービス | 費用の目安 | 無料で試せる | AWS領域の強さ | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| Ping-t | 約3,300円 | あり | ★★★★★ | 問題演習を繰り返して知識を定着させたいとき |
| AWS Skill Builder(公式) | 無料 | あり | ★★★★★ | まず公式の無料コンテンツで試験範囲の全体像をつかみたいとき |
| AWS 公式試験ガイド・サンプル問題 | 無料 | あり | ★★★★★ | 出題範囲と配点を一次情報で確認したいとき |
| Udemy のAWS認定対策講座 | 約3,000円 | なし | ★★★★ | 動画で手を動かしながら一通り学びたいとき |
| 市販の対策本(いわゆる黒本・青本) | 約3,200円 | なし | ★★★★ | 紙で体系的に読み込みたいとき |
| Winスクール | 約200,000円 | あり | ★★★ | 教室で講師に直接見てもらいながら学びたいとき |
| 忍者CODE | 約98,000円 | あり | ★★ | 独学が続かないので、質問できる相手を確保したいとき |
費用は各公式サイトの公表値をもとにした目安(税込)です。書籍やオンライン講座はセール等で変動します。転職エージェントは利用者側の費用がかからない仕組みです。最新の料金・サービス内容は必ず公式サイトでご確認ください。
スクールを検討するなら、何を確認するか
ここは正直に書きます。私はプログラミングスクールを受講したことがありません。 なので「通ってよかった」「通っても無駄だった」という体験は書けません。
その代わり、独学で詰まった原因を洗い出したうえで、公式サイトで確認できる範囲の情報と照らし合わせる形で整理します。
確認したいこと1:詰まっている原因と、そこが解決されるか
独学で詰まる原因は人によって違います。
- 分からないところで止まる → 質問できる仕組みがあるか
- 何をやればいいか分からない → カリキュラムが決まっているか
- 続かない → 期限や進捗管理があるか
- 手を動かす環境がない → 環境が用意されているか
この対応関係が合っていないと、お金を払っても解決しないと思っています。逆に、原因がはっきりしていてそこに対応する仕組みがあるなら、検討する意味はあるはずです。
確認したいこと2:AWS資格そのものを扱っているか
これは公式サイトを見た限りの話ですが、スクールのカリキュラムは「プログラミング」「Web制作」「インフラ」などジャンルが分かれています。AWS資格の対策を直接扱っているか、それともクラウドの基礎を扱っているだけかは、コース内容を見ないと分かりません。
資格取得が目的なら、ここは申し込み前に確認したほうがいいと思います。
確認したいこと3:金額と支払い方法
独学が1万円台で済むのに対して、スクールは桁が変わります。金額と、途中でやめた場合にどうなるかは、公式サイトの利用規約で確認できる範囲を必ず読んでおきたいところです。
上のリンクから公式サイトを開けます。私は受講していないので、コース内容・料金・受講形式は公式の記載でご自身で確認してください。 Winスクール(公式サイト) のコース一覧から、対象分野と受講形式を見るのが早いと思います。
確認したいこと4:無料相談で聞くこと
多くのスクールが無料相談を用意しています。私が使うとしたら、次を聞くと思います。
- AWS資格(SAAなど)の対策を含むコースはあるか
- 質問はどの時間帯にどういう形でできるか
- 途中でやめた場合の扱いはどうなるか
- 受講後に何が手元に残るか(成果物、環境、教材)
⚠️ 注意点
繰り返しになりますが、私はスクールを受講していません。上記は「独学で詰まった経験から、私なら何を確認するか」というリストであり、特定のスクールの品質を評価したものではありません。効果や成果には個人差があり、受講すれば資格が取れると保証するものでもありません。実際の内容・料金は必ず公式サイトでご確認ください。
独学で私が実際にやっていた回し方
お金の話だけでなく、やり方も書いておきます。独学を選ぶなら、この部分の設計が結果を左右すると思うからです。
ステップ1:公式試験ガイドを読む(30分)
いちばん最初にやるべきことだと思っています。出題範囲と比率が書いてあるので、時間配分の軸になります。無料で、15〜30分で読めます。
ステップ2:参考書を1周する(30時間)
ここでは理解しきろうとしませんでした。分からないところに付箋を貼って先に進み、全体の地図を作ることを優先しています。
ステップ3:問題を解いて間違いノートを作る(50時間)
ここがいちばん長く、いちばん効きました。
大事なのは、間違えた問題を「なぜ違う選択肢を選んだか」まで言葉にすることです。私は「用語を取り違えた」「条件を読み飛ばした」「純粋に知らなかった」の3分類で記録していました。3つ目以外は、知識ではなく読み方の問題なので、対処が変わります。
ステップ4:自信のない分野だけ手を動かす(20時間)
全サービスを触るのは時間的に無理なので、間違いノートで頻出だった分野に絞りました。
ステップ5:本番と同じ形式で通す(20時間)
65問を130分で解く練習です。集中力の問題として、これは事前にやっておいてよかったです。
具体的な進め方はSAAの独学手順にもう少し細かく書いています。
私が独学で一番効いたと感じたのは、間違いノートに「なぜ間違えたか」を書く習慣でした。逆に、参考書を何周もするやり方は、私にはあまり効きませんでした。読んだ回数と理解度が比例しないことに気づくまで、けっこう時間を無駄にした自覚があります。
独学の3か月を週単位で分解する
「120時間」と言われてもイメージしづらいので、私がSAAのときに実際にどう進んだかを週単位で書きます。
1〜2週目:全体像をつかむ
公式試験ガイドを読んで、参考書の目次を眺めて、「どこに何が書いてあるか」だけを頭に入れました。この段階では覚えようとしていません。
同時に、自分のAWSアカウントを作り直しました。業務のアカウントとは別に、壊してもいい環境を用意しておくためです。請求アラートを最初に設定したのは、あとから振り返ると正解でした。
3〜6週目:参考書を1周
1日1章のペースで進めました。分からないところに付箋を貼りつつ、止まらずに進むことだけを優先しています。
この時期がいちばん退屈で、いちばん脱落しやすいところだと思います。私も4週目に一度ペースが落ちました。そのとき効いたのは「章の終わりに、読んだ内容を3行で書く」ことでした。書けないということは読めていないということなので、判定にも使えます。
7〜10週目:問題演習と間違いノート
ここから手応えが変わりました。
最初の週の正答率は5割前後だったと記憶しています。ここで焦らずに、間違えた問題を分類する作業を淡々と続けました。2週目で6割、3週目で7割、4週目で8割前後というカーブでした。
正答率が上がらない週もありました。そういうときは、たいてい「解いた数を増やして、見直しを飛ばしていた」ことが原因でした。
11〜12週目:総仕上げ
本番と同じ65問・130分の通し練習を数回。あとは間違いノートの見直しです。
新しい教材には手を出しませんでした。この時期に新しいものを増やすと、知らないことばかり目についてかえって不安になるからです。
この配分から言えること
3か月のうち、参考書を読んでいるのは4週間だけで、残りの8週間は問題を解いて直す時間でした。独学の中身は「読む」より「直す」のほうが長い、というのが実感です。
独学とスクールを費用だけで比べない
費用の話に戻ります。「独学1万円 vs スクール数十万円」と並べると独学が圧倒的に有利に見えますが、この比較は片手落ちだと思っています。
時間も費用のうち
私はSAAに120時間、SAPに200時間かけました。合計320時間です。
この時間に値段を付けるかどうかは考え方次第ですが、少なくとも「無料」ではありません。仮に時給換算すれば、教材費よりはるかに大きな数字になります。
遠回りした分をどう見るか
私は独学の途中で、明らかに無駄だったと感じる時間があります。
- 参考書を2周目まで丁寧に読んだ時間(1周目で付箋を貼ったところだけでよかった)
- 出題比率の低い分野に時間をかけた時期
- 間違いノートを作らずに問題数だけこなした2週間
合わせて20〜30時間は無駄にしたと思っています。カリキュラムが決まっている環境なら、この遠回りは減る可能性があります。
それでも私が独学を選んだ理由
条件2(オンプレ経験)と条件3(聞ける相手)がそろっていたからです。この2つがある状態で数十万円を払う理由が、自分の中で見つかりませんでした。
裏を返せば、この2つがない状態なら判断は変わったかもしれません。「独学が正解」ではなく「私の条件では独学が合っていた」という話です。
✅ 判断の順番
費用だけで決めず、①いま何で詰まっているか ②その原因は教材で解決するか環境で解決するか ③解決手段の費用と時間はいくらか、の順に並べると判断しやすいと思います。
独学で使った無料の情報源
お金をかける話ばかり書きましたが、無料で使えるものも整理しておきます。私が実際に使った順です。
公式試験ガイド
最優先です。出題範囲、比率、問題数、時間、合格ラインが1つのPDFにまとまっています。無料で、読むのに30分もかかりません。
私はこれを印刷して、勉強の途中で何度も見返しました。範囲外のことに時間を使っていないかを確認する物差しになります。
AWS公式ドキュメント
サービスの詳細は結局ここに戻ってきます。参考書の記述が古いと感じたときは、必ず公式で確認していました。
ただし量が膨大なので、最初から読み込むものではないと思います。「詰まったところをピンポイントで引く」使い方が合っていました。
公式の無料デジタルトレーニング
AWS Skill Builder に無料で見られるコースがあります。私はSAAのときに、苦手だった分野の入門コースだけ視聴しました。
日本語字幕があるものとないものがあるので、そこは見てから判断していました。無料枠でどこまで見られるかは変更される可能性があるので、公式の記載を確認してください。
無料枠のAWSアカウント
手を動かす環境として。無料枠の範囲を超えると課金が発生するので、請求アラートの設定は最初にやっておいたほうがいいです。私は一度、消し忘れで数千円の課金が乗ったことがあります。
無料だけで完結するか
私の感覚では、公式試験ガイドと公式ドキュメントだけでも範囲は追えます。ただし「問題形式に慣れる」部分だけは、無料の情報では埋めづらいと感じました。ここに数千円払うかどうかが、最初の分かれ目だと思います。
それでも独学がきついと感じたときの判断軸
最後に、独学を続けるか切り替えるかの判断について書きます。
判断軸1:3週間、進捗が止まっているか
私の場合、1〜2週間の停滞は普通にありました。ただ3週間まったく進まないときは、やり方か環境のどちらかに問題があるサインだと考えるようにしています。
判断軸2:止まっている原因が「知識」か「環境」か
知識で止まっているなら、教材を足せば解決する可能性があります。環境(質問できない、時間が取れない、手を動かせない)で止まっているなら、教材を足しても解決しません。
ここを取り違えて参考書をもう1冊買う、というのは私もやったことがありますが、あまり効きませんでした。
判断軸3:かけられる金額と時間の上限
独学は費用が安いかわりに時間がかかります。講座やスクールは費用が高いかわりに、道筋が用意されている分だけ迷う時間が減る可能性があります。
どちらが自分にとって現実的かは、使える金額と、資格をいつまでに取りたいかで変わります。「安いほうがいい」でも「早いほうがいい」でもなく、両方を並べて決める話だと思っています。
なお、資格を取ったあとの評価についてはAWS資格は転職でどう評価されるかに、どの資格から取るかについてはAWS認定はどれから取るかにまとめています。
まとめ
- 私はSAAとSAPを独学で取り、教材費は2つ合わせて1万円台だった
- ただしオンプレ運用経験と、業務でAWSを触れる環境という前提があった
- 独学が回りやすいのは「業務で触れる」「聞ける相手がいる」「時間が取れる」条件がそろう場合
- お金をかけるなら、問題演習 → 参考書 → ハンズオン費用 → 講座の順が無駄が少ないと考えている
- スクールは私が使っていないので体験は書けない。検討するなら「詰まっている原因が解決されるか」を軸に、公式サイトとカウンセリングで確認するのが現実的
- 独学かどうかに関わらず、合否には個人差がある
数字と条件は2026年8月1日時点で確認したものです。受験料も教材価格も変わりますので、判断の前に公式の最新情報を見てください。
よくある質問
AWS資格は完全に独学で取れますか?
私はSAAとSAPを独学で取得しました。ただし合否には個人差があり、前提知識や学習環境によって難易度は変わります。誰でも独学で取れると断言できるものではありません。
独学の教材費はいくらくらいですか?
私の場合、参考書1冊と問題演習で1万円台に収まりました。受験料は別途かかります(2026年8月1日時点でAssociateレベル150 USD)。
スクールに通ったほうが早いですか?
私はスクールを利用していないので、体験としては答えられません。公式サイトで確認できる範囲の情報と、独学で詰まりやすいポイントの照らし合わせは本文に書きました。
料金や特典の条件は思ったより頻繁に変わります。申し込む前に、公式サイトで今の条件を確認してください。
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